将来の失明を防ぐため! 外に出よう! 近視は防げる!
将来の失明を防ぐため! 外に出よう! 近視は防げる!
NHKクローズアップ現代からもう一つ、ぜひご紹介したい内容があります。
それは、「近視」の危険性です。
番組ダイジェストはここ
(リンク先消滅したらごめんなさい)
今日本では視力が0.1未満の子どもたちが増加しているそうです。
去年は過去最悪レベルに達した、と。
将来、30年後50年後、重篤な合併症や失明の危険性を医師たちは心配しています。
これは、スマホの影響などもあるそうです。
また近年では、近視は子どもの病気だけではないそうです。
近視はたいてい20歳代前半までに進行が収まるのに、大人になっても悪くなる人が増えているそうです。
視力の低下は、うつ病・不安障害・認知症・動脈硬化など万病の元なのだそうです。
でも、目に関する朗報も紹介されました。
シンガポールでは、世界で初めて近視の目薬が発明されてすでに実証されています。
アトロピンという薬を使うと、進行を遅らせることがわかりました。
そして、ついに近視の予防方法も見つかりました。
研究により「明るさ1000ルクス以上の光を1週間に11時間以上浴びる」と近視になりにくいことがわかったのです。
そこで台湾の学校では法律を改正し、
「明るさ1000ルクス以上の光を1日2時間以上浴びる」を目標にしているそうです。
窓際でも800にしかならなくて、屋内ではなかなか1000ルクスないので、そのためには外に出る必要があります。木陰でも十分なので。
でも、2時間外に出ることはなかなか難しいですよね。
海外では、子どもたちの近視対策を国を挙げて行っているそうです。例えば、
〇シンガポールではゲーム時間を減らして、近視の子どもを5%減らすことに成功
〇中国では、スマホ・パソコンを1日1時間までにしたり、宿題の量を管理する
世界で近視対策をやっていない国は、二つ。
それは、韓国と日本なんだそうです。
文部科学省では、今まだ調査の段階で、現状の把握さえできていないことを認めています。
近視は、目の生活習慣病なんだそうです。
ゆいまーる学園も考えないといけないと感じました。
シミができるなんて言ってる場合ではありません。