サポート校の授業 今日は英語の歌!
サポート校の授業 今日は英語の歌!
ゆいまーる学園では通信制高校のレポート以外に、学力アップや常識・教養を身に付けるための授業も行います。
その時間、サポート校は高校のように文科省検定済の教科書を使う必要はないので、生徒の必要性や状況を考えて、いろいろなものを使います。
今日の僕の担当の英語の授業は、英語の歌の第2弾!
前回は「A Whole New World」でしたから、いろんな世代の多くの人に人気の曲。ディズニー映画「アラジン」の曲ですからね。みんなが知っています。
今回は、全く対照的な曲。
シンプルな曲調に、強いメッセージを乗せて訴えます。
ごく少数のファンだけが強い支持をする、そんなタイプの曲。それにも関わらず大ヒットしたというのが興味深いです。
GreenDays の「Minority」
minorityは文字通り、少数という意味ですね。
たいていの人は、大多数に属して安心していたい、のに、この曲では、
「自分は少数派でいたい」と主張するという内容です。
その裏には、育った環境が恵まれず少数派になったけど、何が悪いんだ、という叫びにも聞こえてきます。
アメリカ格差社会を反映している曲なのかもしれませんね。
通信制高校生も高認学習生も決して多数派ではありませんが、だからこそこんな少数派の積極性は心地よく聞こえます。
ところで、世の中には面白い話や感動する話は山ほどあり、それを英語で表現しているものもたくさんあります。
しかし、そういう英語教材はなかなかないですね。
インターネットでも書店でもかなり探しましたが、なかなか見つかりません。
生そのままの英語だと、やはり教材にするには難しいです。
そして、教材として作られたものとなると途端に堅苦しい話題になり、高校生たちの心に訴えて来ないものばかり。
どうして、日本ではこうなってしまうんでしょうか。
外国のものにはおもしろいものがあるのですが、日本人の学習者に合わせて作ってはいないので、極端に難しいことと極端に簡単なことが、同時に強調されて登場してきたりします。
ほんのちょっとの工夫でおもしろい教材ができるはずなんですけどね。
おもしろいのは、デイヴィッド・セインさんの教材くらいでしょうか。
日本人向けのいい教材ないですかね?
誰か作ってもらえませんか?
今回は生徒のリクエストでこの曲を取り上げました。
最初から高校生の心に触れた英語ということなので、やはり貴重な体験になったと思います。
ただやはり生の英語でしかもポピュラーソングの歌詞というのはやはりかなり難解でした。